森は生きている『グッド・ナイト』ツアー、無事に終わりました。各地で実験を続けてきて、これはあかん!って瞬間、イケたぜ!って瞬間、色々ありました。世界はbitとbyteで語れるほど単純ではなく、とても複雑で豊かなんだ(…なのに、なぜ)、などと当たり前のことを昔からずっと考えてきて、そのために大学に通ったりして、でも何も分からなくて。20代の最後にそれに近い問いをこのバンドで実験できることを、感慨深く思います。一人では難しいことだから。30代になっても問いはずっと続くのでしょうが。次のライブは5月です。 “1983というバンドのリリースが決まりました。” の続きを読む
ハッピー・トラウムのジャパン・ツアー
まずは、森は生きているの札幌公演が中止になってしまった件、ご迷惑お掛けして申し訳ありません。
搭乗予定の飛行機が降雪の影響で欠航になってしまい、代替の交通手段を当たってみたもののこちらも全滅で、残念な結果となってしまいました。
振替公演が実現できるよう、スタッフの皆様が全力を尽くしてくださっております。感謝。祈ります。 “ハッピー・トラウムのジャパン・ツアー” の続きを読む
’15喫茶SMILE新年会の思い出
去年の秋ごろから、渋谷・宇田川町にある「喫茶SMILE」というお店でDJをやっています…とは言っても、所謂「パーリーピーポー」なDJではなく、良質なBGMを提供するというわけでもなく。もっと主張の激しい、レコード好きが自分の好きな音楽を持ち寄ってただただ聴かせ合うという、地獄のような会に参加しています。 “’15喫茶SMILE新年会の思い出” の続きを読む
あけましておめでとうございます
2015年の抱負は「健康」と「良縁」。今年もよろしくお願いいたします。 “あけましておめでとうございます” の続きを読む
2014/11/27(金) あだち麗三郎クワルテッット@大阪HOP KEN
あだち麗三郎クワルテッットにこの春から参加していて、3回目のライブが早くもツアーです。しかしメンバーはみんな百戦錬磨の先輩方なので、きっと大丈夫!
色々と奇跡的なことがあって加入したのですが、もちろん音楽的に興味がなければ続けないので(苦笑)…あだちさんの音楽は不思議な浮遊感の音楽ですが、ことバンドとなるとビル・ハウスだったりバリー・マンの3枚目あたりのプレAOR的な、泥臭さと洗練が不思議に同居している、結構フィジカルなバンドだったりします。みんないいプレイヤーだしなあ。
メンバー:vo.gt.sax.あだち麗三郎、gt.tp.cho.古川麦(表現)、pf.mand.cho.谷口雄、ba.cho.アポロン増田(Helloes)、dr.toys.cho.内田武瑠(ショピン)
ギターとトランペットをつとめる古川麦さんは、最近ソロアルバムを出した模様。美しい…
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あだち麗三郎クワルテッットin大阪
「フラミンゴの翔ぶところへ~大阪編~」
【時間】OPEN/19:00 START/19:30
【料金】前売¥2,500/当日2,800(別途ドリンク代)
【会場】HOPKEN
【出演】オオルタイチ+ウタモ/あだち麗三郎クワルテッット
【予約、お問い合わせ】magicaldoughnuts@live.jp
201411/19(水) 森は生きているpresents『グッド・ナイト』@渋谷WWW
いよいよこの日、森は生きているの新しいアルバム『グッド・ナイト』が発売されます。
発売を記念した森は生きている企画のイベントです。
出演は、1年半ぶりのライブとなるツチヤニボンド。
ベーシストのPADOKさんには、今作のマスタリング・エンジニアも務めていただきました。
そして、ランタンパレード。今回はバンドセット、4人編成です。
vo,gt 清水民尋、gt 佐藤和生、ba 曽我部恵一、dr 光永渉
これは完全に余談なんですが、ぼく、昔ポストロックバンドでドラム叩いてまして…で、僕大学の学祭に出た時、僕らのバンドのあとに曽我部さんが出てきて、当然だけど全部持ってかれたなー、ということを今思い出しました。
それはともかく、このアルバムは何回聴いたかわからないくらい!
そして我々、森は生きている。
森は生きている – 煙夜の夢 b,空虚な肖像画 c,煙夜の夢(夜が固まる前) from ONIONSKIN on Vimeo.
発売日にライブをやれることなんてこれまでなかったし、記念すべき日になると思います!是非きてください。
ご予約は下記フォームからどうぞ。
2014/11/19(水)森は生きている presents 『グッド・ナイト』
渋谷 WWW
(渋谷駅から徒歩7分)
出演:森は生きている、ツチヤニボンド、ランタンパレード
開場:18:00 / 開演:19:00
料金:前売¥2,800 / 当日¥3,300(税込 / ドリンク別)
2014/11/7(金) 吉上恭太のサウダージな夜@古書ほうろう
2014/11/10(月) DJ@渋谷・喫茶SMILE
2014/11/16(日) 1983@神保町試聴室
2014.9.29(mon.)DJ@喫茶SMILE
9/29(月)渋谷の喫茶SMILEで久しぶりにDjやりました。
1970〜74のSSWをルールに、ということだったのですが、時折はみ出しております(笑)
共演の皆さま全員アナログオンリーで、かなり良質な時間でございました…多幸感…
曲目をメモしておきます。20分ずつ2セットでした。
Set 1
Sandy Denny “Late November”
前の曲がカーティス・メイフィールドのゴキゲンなナンバーだったので、この曲で場を凍ってしまいました…
サンディはもちろん、リチャード・トンプソンのギターが最高!
こちらのピアノ弾き語り動画、定期的に観てしまいます。
Roger Morris “Golightly’s Almanac”
僕はこの盤とアーニー・グレアムとテネント=モリソンをUKスワンプSSW三種の神器と呼んでいます。ジャケも似てるし…
ヘロヘロで青い声のボーカル。なんか惜しいんだけど、なんかいいよね。
Oily Rags “Time To Kill”
チャス&デイブの前身で、もっとシンプルで、もっと泥臭い!
敢えてザ・バンドのカバーを選んでしまったけど、オリジナルの方が良かったかな。
Lennie McDonald “Summer’s Gonna Come”
Set1の中でも1、2を争う高額レコ!
これは韓国レーベルからの再発CDを今は亡きフラップノーツでジャケ買いし、
あまりに良内容なのでアナログを必死に探したのでした。
Gallagher & Lyle “Keep The Candle Burning”
某ハコのYさんに教えてもらいました。
UKスワンプで1、2を争うダサいジャケ。これが活動後期にはローラースケートになるとかならないとか…
Heron “Harlequin 2”
70年代の田園でのフィールドレコーディングでこの感性?21世紀のシカゴ界隈みたい!
Larry McNeely “Mississippi Water”
グレン・キャンベルのところのバンジョー奏者が、イギリスに渡って作ったソロアルバム。
バックはアンドウェラの面々!この曲のオリジナルもアンドウェラ。
ラリー・マクナリーやラリー・マーレイと勘違いする人がいっぱいいて笑いました。
Set 2
Dion “Sunshine Lady”
イタロアメリカン。伊達男。
元々はディオン&ザ・ベルモンツというドゥーワップグループの人だったのですが、
70年代に入るとソロで上質なSSW作品を残しています。
この人くらい歌唱技術があると、作風も内省的というよりは開かれたものになるのであまり語られないのかもしれませんが…心の名盤です。
余談ですがディオンと別れたベルモンツも最高ですよ!
Maury Muehleisen “A Song I Heard”
ジム・クロウチの相棒で、彼と一緒に「アメリカン・パイ」してしまった悲劇のギタリスト、唯一のソロ作。
アコースティックギターを中心に構成されていて、アシッドフォークとしても聴けるような一枚。オススメです。
Bob Lind “Not That I Would Want Her Back”
ジャック・ニッチェとの仕事で有名だったり大名曲のソングライターだったりするんですが、ちょっと人気に陰りが出てきた1971年作がフォークロックの良作なのです!ちょっと不思議な曲構成に、ピアノやホーンが華を添えていて…長年の愛聴盤です。
Dan Penn “Nobody’s Fool”
説明不要ですよね。この中で一番高いレコードです(笑)せっかくなら7inch持っていけばよかった。
John Kay “Moonshine (Friend Of Mine)”
ワイルドにいこう!ことステッペンウルフのボーカルのソロ作。これがなんと、びっくりするくらい良質なスワンプなのでした…
Marc Benno “Franny”
これ、オリジナル盤を自慢するためだけに持っていったら皆聴きたがって…
Barbara Keith “Detroit or Buffalo”
元々ジョン・ホールらと「カンガルー」というバンドを組んでいて、これがソロ二作目。「あなたがデトロイトにいようとバッファローにいようと関係ないわ」で始まる曲はもちろん、バックの面々が最高でして、スニーキー・ピートとローウェル・ジョージのバトルなんてこの曲でしか聴けないんじゃないか(笑)
The Floating House Band “Livin’ Like There’s No Tomorrow”
これはリーダーの持ちネタなので気が引けるのですが(笑)、こっそりかけちゃいました。ストーンポニーズのメンバーだったボビー・キンメルやシェップ・クック、そしてキット・オルダーソンの三人組。
喫茶SMILE、ご飯も美味しくて過ごしやすい素敵なお店です。
次回もテーマを変えて開催されるようです。参加できるといいな。またお知らせします。