2014.9.29(mon.)DJ@喫茶SMILE

9/29(月)渋谷の喫茶SMILEで久しぶりにDjやりました。
1970〜74のSSWをルールに、ということだったのですが、時折はみ出しております(笑)
共演の皆さま全員アナログオンリーで、かなり良質な時間でございました…多幸感…

曲目をメモしておきます。20分ずつ2セットでした。

Set 1

Sandy Denny “Late November”

前の曲がカーティス・メイフィールドのゴキゲンなナンバーだったので、この曲で場を凍ってしまいました…
サンディはもちろん、リチャード・トンプソンのギターが最高!
こちらのピアノ弾き語り動画、定期的に観てしまいます。

 

Roger Morris “Golightly’s Almanac”

僕はこの盤とアーニー・グレアムテネント=モリソンをUKスワンプSSW三種の神器と呼んでいます。ジャケも似てるし…
ヘロヘロで青い声のボーカル。なんか惜しいんだけど、なんかいいよね。

 

Oily Rags “Time To Kill”
チャス&デイブの前身で、もっとシンプルで、もっと泥臭い!
敢えてザ・バンドのカバーを選んでしまったけど、オリジナルの方が良かったかな。

 

Lennie McDonald “Summer’s Gonna Come”
Set1の中でも1、2を争う高額レコ!
これは韓国レーベルからの再発CDを今は亡きフラップノーツでジャケ買いし、
あまりに良内容なのでアナログを必死に探したのでした。

 

Gallagher & Lyle “Keep The Candle Burning”

某ハコのYさんに教えてもらいました。
UKスワンプで1、2を争うダサいジャケ。これが活動後期にはローラースケートになるとかならないとか

 

Heron “Harlequin 2”

70年代の田園でのフィールドレコーディングでこの感性?21世紀のシカゴ界隈みたい!

 

Larry McNeely “Mississippi Water”
グレン・キャンベルのところのバンジョー奏者が、イギリスに渡って作ったソロアルバム。
バックはアンドウェラの面々!この曲のオリジナルもアンドウェラ。
ラリー・マクナリーラリー・マーレイと勘違いする人がいっぱいいて笑いました。

 

Set 2

Dion “Sunshine Lady”

イタロアメリカン。伊達男。
元々はディオン&ザ・ベルモンツというドゥーワップグループの人だったのですが、
70年代に入るとソロで上質なSSW作品を残しています。
この人くらい歌唱技術があると、作風も内省的というよりは開かれたものになるのであまり語られないのかもしれませんが…心の名盤です。
余談ですがディオンと別れたベルモンツも最高ですよ!

 

Maury Muehleisen “A Song I Heard”


ジム・クロウチの相棒で、彼と一緒に「アメリカン・パイ」してしまった悲劇のギタリスト、唯一のソロ作。
アコースティックギターを中心に構成されていて、アシッドフォークとしても聴けるような一枚。オススメです。

 

Bob Lind “Not That I Would Want Her Back”
ジャック・ニッチェとの仕事で有名だったり大名曲のソングライターだったりするんですが、ちょっと人気に陰りが出てきた1971年作がフォークロックの良作なのです!ちょっと不思議な曲構成に、ピアノやホーンが華を添えていて…長年の愛聴盤です。

 

Dan Penn “Nobody’s Fool”

説明不要ですよね。この中で一番高いレコードです(笑)せっかくなら7inch持っていけばよかった。

 

John Kay “Moonshine (Friend Of Mine)”

ワイルドにいこう!ことステッペンウルフのボーカルのソロ作。これがなんと、びっくりするくらい良質なスワンプなのでした…

 

Marc Benno “Franny”

これ、オリジナル盤を自慢するためだけに持っていったら皆聴きたがって…

 

Barbara Keith “Detroit or Buffalo”

元々ジョン・ホールらと「カンガルー」というバンドを組んでいて、これがソロ二作目。「あなたがデトロイトにいようとバッファローにいようと関係ないわ」で始まる曲はもちろん、バックの面々が最高でして、スニーキー・ピートとローウェル・ジョージのバトルなんてこの曲でしか聴けないんじゃないか(笑)

 

The Floating House Band “Livin’ Like There’s No Tomorrow”

これはリーダーの持ちネタなので気が引けるのですが(笑)、こっそりかけちゃいました。ストーンポニーズのメンバーだったボビー・キンメルやシェップ・クック、そしてキット・オルダーソンの三人組。

 

喫茶SMILE、ご飯も美味しくて過ごしやすい素敵なお店です。
次回もテーマを変えて開催されるようです。参加できるといいな。またお知らせします。

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